消化器内科/内視鏡内科の特徴

胃がんや大腸がんは、いまなお日本人のがんによる死亡原因の上位を占めており、早期発見・早期治療がとても重要です。そのため、国も科学的根拠に基づいた「胃がん検診」「大腸がん検診」の受診を強く推奨しています。現在、胃がん検診では「胃部X線検査(バリウム検査)」や「胃内視鏡検査」、大腸がん検診では「便潜血検査」が広く行われています。

当クリニックの消化器内科/内視鏡内科では、以下のような方に向けた精密検査を行っています
・胃部X線検査で異常を指摘された方
・便潜血検査で陽性だった方
・ヘリコバクター・ピロリ菌検査で陽性だった方
これらの方には、経験豊富な医師が上部消化管内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を行い、がんやポリープなどの早期発見に努めています。検査は原則として鎮静剤を使用し、できるだけ痛みや不快感を抑えて実施しますので、初めての方もご安心ください。
 また、検査中に大腸ポリープが見つかった場合には、安全に切除できると判断されれば、その場で切除する日帰り治療にも対応しています。
 さらに、胃がんの危険因子とされるピロリ菌感染が確認された方には除菌治療も行っております。胃腸だけでなく、肝臓・胆嚢・膵臓などの診療にも力を入れています。健康診断で肝機能異常を指摘された方や、生活習慣と関わりの深い脂肪性肝疾患、ウイルス肝炎(B型肝炎・C型肝炎)など幅広く対応しております。なお、精密検査の結果、より専門的な治療が必要と判断された場合には、当クリニックと連携している高度専門医療機関へ速やかにご紹介いたします。
適切な治療を受けられるよう、責任をもってサポートいたしますので、安心してご相談ください。

よくあるご質問
Q 鎮静麻酔下で上部消化管内視鏡検査を受けることができますか?
A
①健康診断での胃カメラの場合
→鎮静での検査は現在おこなっておりません
②保険診療での胃カメラの場合
→現在、鎮静剤使用下での検査を積極的におこなっております。鎮静剤使用を希望される場合、当クリニック消化器内科外来をご受診ください。内視鏡検査のご予約をさせていただきます。
そのほかのFAQはこちら(別ページ)

消化器内科/内視鏡内科 診療スケジュール

診療時間 最終受付
消化器内科/内視鏡内科

午前 9:00~12:00

11:30

萩原

萩原

萩原

萩原

萩原

-

午後 15:00~17:00

16:30

渡邉

萩原

萩原

萩原

-

 月曜日および木曜日の午後診は13:30~16:30となります。(最終受付16:15)

消化器内科/内視鏡内科の医師紹介

  • 消化器内科/内視鏡内科 部長

    萩原 秀紀

    メッセージ
    健診で異常を指摘され、不安を抱えて受診される方に対し、当科では症状が現れる前の「未病」の段階で病気を見つけ、早期に的確な対応を行うことに努めています。AIが進化し、医療にますます導入されていく今だからこそ、「手当て」の心を忘れず、人が人を丁寧に診ることを大切にしています。皆さまに寄り添い、わかりやすい説明を通じて、安心して受診いただける医療を目指してまいります。
    経歴
    • 1985年

      大阪大学医学部 卒業

    • 1985年7月~

      大阪大学医学部附属病院 第一内科研修医

    • 1986年9月~

      関西労災病院 内科研修医

    • 1987年7月~

      大阪警察病院(現:大阪けいさつ病院) 内科医員

    • 1989年7月~

      大阪大学医学部 第一内科

    • 1996年7月~

      東大阪市立中央病院(現:市立東大阪医療センター) 内科部長

    • 1998年5月~

      東大阪市立総合病院(現:市立東大阪医療センター) 消化器科部長

    • 2009年4月~

      関西労災病院 内科部長

    • 2011年4月~

      関西労災病院 消化器内科部長 兼 医療連携部長

    • 2015年4月~

      関西労災病院 副院長、医療連携総合センター長 兼 消化器内科部長

    • 2017年4月~2024年3月

      関西労災病院 副院長、入院・外来診療部統括部長、医療連携総合センター長 兼 消化器内科部長

    取得資格

    日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
    日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医
    日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
    日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    日本内科学会認定内科医・内科指導医
    日本医師会認定産業医
    大阪大学医学部臨床教授
    緩和ケア研修会修了

  • 科長

    城 尚志

    専門分野
    消化器病専門医、消化器内視鏡専門医の資格を保持しており、これまでに長年に渡って急性期病院にてESD(早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術)やERCP(肝胆膵疾患に対する内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)を主とした消化器内視鏡治療を行っておりました。また、消化器疾患以外に一般内科(総合内科)での診療経験もあり、総合内科専門医の資格も有しております。
    メッセージ
    当クリニックは同一施設内で一次検診と二次検診が施行可能で、各専門科が充実しており、満足度の高い診療を行っております。消化器疾患の専門的知識やこれまでの経験を活かし、精度の高い内視鏡診断を行うと共に、内科診療の多面的な視点から、一人一人にわかりやすく最適な説明および丁寧な診療を心掛けています。宜しくお願い申し上げます。
    経歴
    • 2008年

      金沢大学医学部 卒業

    • 2008年~

      独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター 臨床研修医

    • 2010年~

      大阪厚生年金病院(現:JCHO大阪病院) 内科(消化器)レジデント

    • 2013年~

      大阪船員保険病院(現:JCHO大阪みなと中央病院) 内科(消化器)

    • 2018年~

      独立行政法人国立病院機構 豊橋医療センター 内科(一般)

    • 2019年12月~

      市立貝塚病院 消化器内科

    • 2024年~

      大阪警察病院付属人間ドッククリニック

    取得資格

    日本内科学会 総合内科専門医
    日本消化器病学会 消化器病専門医
    日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医

  • 医師

    渡邉 幸太郎

    専門分野
    日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医の資格を有しており、消化器内視鏡領域を専門としています。特に下部消化管内視鏡検査では、苦痛の少ない内視鏡挿入を意識した検査を行っています。また、高次医療機関※での勤務経験を活かし、専門治療内容に関する相談を受けることができ、治療後の定期内視鏡検査についても治療施設とともに相互で情報交換を行いつつ、進めていくこともできます。

    ※大阪大学医学部付属病院消化器内科、国立循環器病研究センター病院、大阪国際がんセンター、NHO大阪医療センター、JCHO大阪病院など
    メッセージ
    当クリニックでは、検査を受ける方の内視鏡挿入による苦痛を軽減できるように鎮静剤を使用した検査を主に行っていく方針です。内視鏡検査が苦手な方でも安心して検査を受けていただけるものと考えております。また、専門性の高い高次医療機関※と密に連携をとっていく予定ですので、検査後の適切な治療をスムーズに受けることが可能となります。当クリニック内には、循環器内科や呼吸器内科などの内科領域や産婦人科に関しても専門家が勤務しており、より総合的に健康上の不安に対してアプローチ・対応していきたいと考えております。
    経歴
    • 2010年

      神戸大学医学部 卒業

    • 2010年~2012年

      神戸市立西神戸医療センター(初期研修)

    • 2012年~2021年

      公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院 消化器センター消化器内科

    • 2021年~2022年

      宗教法人 在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院 消化器内科

    • 2022年~2023年

      医療法人朋愛会 淀屋橋健診プラザ 内視鏡内科(内視鏡担当医)

    取得資格

    日本内科学会認定医
    日本消化器内視鏡学会専門医
    日本消化器病学会専門医