
脳検査
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)は日本人の死因の4位で約9%を占めています。脳卒中で亡くなる方は年間で11万4千人ほど。発症すると重篤な症状が出たり、後遺症が残ったりするケースもあります。脳卒中は脳の血管が詰まるタイプ(脳梗塞)と血管が破れるタイプ(脳出血、クモ膜下出血)の2タイプに大きく分けられます。その結果、脳の細胞に栄養が届かなくなって細胞が死んでしまう病気で、急に倒れて意識がなくなったり、半身のまひが起きたり、ろれつが回らなくなったりします。規則正しい生活を送り、適度な運動や食生活の改善により発症リスクを抑える一方で定期的に検査を受け早期発見につなげましょう。脳卒中はなるべく早く診断をつけて治療を開始することで、後遺症が軽くなる可能性があります。
検査方法一覧
検査方法 | 内容 | 金額(税込) |
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脳セット (MRI+MRA+頸動脈エコー) |
MRIで脳腫瘍・脳出血・脳梗塞などの脳組織の病変を、MRAで脳動脈瘤や動脈狭窄などの脳血管異常を調べます。頸動脈エコーでは脳に血液を送っている大切な血管に動脈硬化がないかを調べます。 | お問い合わせ ください |
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LOX-index (ロックスインデックス) |
動脈硬化の進行から、将来の脳梗塞、心筋梗塞の発症までを予測する血液検査です。 | ¥16,500 |
MCIスクリーニング検査プラス |
「MCI = 軽度認知障害」は、認知症を発症する一歩手前の状態です。この検査は脳内に認知症の原因物質が蓄積されやすいかどうかを血液で調べます。その結果から、将来MCIになりやすいかがわかります。 ※早期に発見するためのスクリーニング検査ですので、本検査の判定結果で診断が確定するものではありません。 |
¥34,100 |
ABI・CAVI | ABIは下肢動脈の狭窄・閉塞度を表し、CAVIは心臓から足首までの動脈の硬化度を表す指標です。 両指標は上腕・足首の血圧及び脈波速度の同時測定から一度に取得できます。動脈硬化や末梢動脈疾患の早期発見に有用とされています。 |
¥3,300 |
不整脈・睡眠検査 | 装着負担の少ない絆創膏タイプのホルター心電計で長時間(最長7日)心電図を記録する検査です。小型でコードがなく、装着したままシャワーや半身浴が可能で普段と変わらない生活の中で、脳梗塞の原因となる心房細動、心室頻拍、完全房室ブロックなどの危険な不整脈を早期に発見できます。その他、睡眠時無呼吸症候群の可能性も判定できます。 | ¥27,500 |