
肺がん
日本人は年間36万人以上が、がんで亡くなっていますが、肺がんで亡くなる日本人は年間7万3千人ほど。がんによる死亡の中では男性で1位、女性で2位となっています。肺がんの発生部位には主に「中心型(肺門型・気管支に発生)」と「末梢型(肺野型・肺の末梢に発生)」に分けられます。前者は煙草の影響が大きいとされ、肺がんの最大の要因として煙草の影響は昔から指摘されています。一般的に煙草を吸うと肺がんにかかる危険性が5~20倍に跳ね上がります。また受動喫煙によっても肺がんのリスクは1.2倍~2倍に増加します。煙草を吸う人はもちろんですが、煙草を吸わない人も40歳になったら毎年肺がん健診を受けることを厚生労働省は推奨しています。肺がんはがんの中でも治療成績の悪いがんと言われています。理由は発見された時点で既に全身に広がっているものが多いためです。そのためにも早期発見が何より重要だと言われています。
検査方法一覧
検査方法 | 内容 | 金額(税込) |
---|
胸部CT | 肺がん、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫・慢性気管支炎など)、肺炎、肺線維症、気管支拡張症、気胸、肺動静脈廔、胸膜炎、縦郭リンパ節疾患、冠動脈石灰化、心嚢水、胸部大動脈瘤、甲状腺疾患、肋骨・脊椎・上腕骨疾患などの病変が小さなものまで検出できます。 | ¥11,000 |
---|---|---|
CYFRA(シフラ) | 扁平上皮がんの判定に効果を発揮します。肺ガンの検査においても幅広く用いられています。(サイトケラチン19フラグメント) | ¥3,300 |
CEA (CEA・AFP・CA19-9セットの1つ) |
以下のがんリスクがわかる腫瘍マーカーです。 CEA:胃がん・膵臓がん・大腸がん・肺がん・肝臓がん・胆道がん・結腸がん・甲状腺がん・膀胱がんなど AFP:肝臓がん・胃がん・膵臓がん・卵巣がんなど CA19-9:膵臓がん・胆道がん・胃がん・大腸がん・卵巣がんなど |
¥3,850 ※セット価格 |